「愛犬との向き合い方」そのものを教えてくださった糸山先生には感謝しかありません。
飼い主様名 山口様
コース 問題行動矯正レッスン
犬の名前 カイくん
犬種 ジャーマンシェパード
受講期間 2クール

大型犬であるジャーマン・シェパード「カイ」を迎えるにあたり、トレーニングは必須だと覚悟していました。我が家にお迎えしてすぐにトレーニングの必要性を感じ、まずは知人の紹介でトレーナーさんについて週1回のレッスンをスタートしました。


この時はまさか、トレーナーさんを変えることになるとは夢にも思っていませんでした。生後6ヵ月頃から、カイが遊びたい一心で他のワンちゃんに向かって猛突進するようになり、散歩中に私が引っ張られて転んでしまいました。


そこで、通いレッスンでのトレーニングに限界を感じ、思い切って預託訓練へ切り替えることにしたのですが、カイが感染性の寄生虫の病気「ジアルジア症」にかかり、下痢を発症してしまったため、預託を途中で中断せざるを得なくなりました。


さらに不幸なことに、担当のトレーナーさんが体調を崩されたことで、また一から新たなトレーナーさんを探すことになってしまい、次に、近所の犬友達の紹介で、オヤツを使ったトレーニングを行うドッグビヘイビアリストの方にお世話になることにしました。


ただ、その指導内容は「週2回以上、少し広めの公園まで遠出して自主練習をする」「他犬に吠える失敗をできる限りさせないように生活する」というものでした。普段の散歩の中で他犬との適切な距離を保ち、成功体験を増やしていくことが難しく、なかなか成果が出ませんでした。


この頃にはカイの体重もどんどん増えて成長し、他犬への突進に「激しい吠え」まで加わるようになっていました。力も強く、抑えるだけでも精一杯の状態でした。 「なかなか治らない」「毎日の散歩が本当にストレス……」と悩み抜いた末、トレーナーさんを変えることを決意しました。


「毎日の散歩のストレスを少しでも減らしたい」「愛犬と一緒に行ける場所をもっと増やしたい」トレーナーさんを転々としたことで、終わりの見えない不安の中にいた私たちが巡り会ったのがドッグスクールヴィッセでした。実は他のトレーナーさんも検討していたのですが、最終的な決め手となったのは、最初のカウンセリングでした。


糸山先生から「大丈夫ですよ!10回のレッスンで良くなりますよ」とハッキリ言っていただけたことで、先の見えない不安から解放された感覚がありました。 カイはとにかく犬が好きで要求吠えをしてしまうのですが、大型犬ならではの体格と声の大きさから、周囲に怖がられてしまう現状がありました。


そんな中でかけられた「誰からも愛される犬にしましょう!」という糸山先生の言葉は、私たちの胸にとても深く刺さりました。 また、カウンセリング時に落ち着いた振る舞いができている他の生徒さんのワンちゃんの動画を見せていただき、「うちのカイもこんな風にお利口になれるんだ」と具体的な将来の姿をイメージできたことも、通うことを決めた大きな理由です。


カイは室内での「待て」や「オイデ」などは覚えが早かったものの、外に出ると刺激や誘惑が多く、なかなかうまくいかないのが課題でした。 特に他の犬への興味が強すぎるため、外でのアイコンタクトがうまく取れませんでした(これはヴィッセを卒業した今、私たち家族が引き続き取り組むべき課題でもあります!)。


ヴィッセのレッスンで特に驚いたことは、30分のカウンセリングと座学です。 一般的なしつけ教室は、犬を中心としたトレーニングになりがちですが、ヴィッセでは「なぜこう教えるのか」「犬がどういう気持ちなのか」を、分かりやすい比喩などを使いながら丁寧に教えてくださいます。


このカウンセリングがあるおかげで、「家での練習も身を入れて頑張ろう!先生にしっかり良い報告をしよう!」と、私たちのモチベーションも自然と上がっていきました。 また、インターネットには、数多くのしつけ方法が載っていますが、糸山先生から「ネットの情報を鵜呑みにしてはいけない」と言われました。


なぜなら「犬が違う」「飼い主が違う」「生活環境が違う」「家族構成が違う」「すべてが違う」からだそうです。そしてそれらの情報は、カイに向けられたものではないからです。 先生はまさにカイに合ったやり方を模索してくれました。


ヴィッセの基礎となる教えを大事にしつつも、2クール目からは、私たちが今一番困っている他犬への反応を優先して改善するために、「何が必要か?」を一番に考えていただき、柔軟にレッスンを組み立ててくださいました。 そして、カイが劇的に変化する最大のきっかけとなったのが「特別レッスン」でした。


通常のレッスンは、午前にカウンセリングと座学を行い、午後は預かりレッスンとお散歩レッスンという流れなのですが、特別レッスンは外で1時間みっちりマンツーマンの指導を受ける形式でした。特別レッスンは、本牧山頂公園で他犬とのすれ違い練習を行いました。


実際に10頭以上のワンちゃんとすれ違い、「カイが飛び出した時に飼い主としてどう対応すべきか」を現場で教えていただきました。 この1時間みっちり教えていただいた対応法をもとに、日常でも自主練習を継続していったところ、あれほど悩んでいた他犬への反応が見違えるほど改善されたのです!


カイの状況に合わせて特別レッスンを提案していただき、真剣に私たちと向き合ってくださった糸山先生には感謝しかありません。糸山先生は自信に満ち溢れていて、信念が強く、物事をはっきり言ってくださる先生です。 レッスンの中で、先生が『僕は自分の考えるしつけの世界観を伝えているんです。


そして、この世界観は僕だけのもので、他のトレーナーにはないものです』とおっしゃっていたのがとても印象的でした。 実は当時、体力発散や社会化、他犬との関わりを学ぶために犬の幼稚園にも通わせていました。カイはとにかく犬が好きですが、大型犬のジャーマン・シェパードという犬種柄、他犬に対する攻撃性がないか不安がありました。


そんな中、カイの性格をしっかり見極め、安全に見守りながら社会化を進めてくださった幼稚園には今でもとても感謝しています。その一方で、カイの他犬への執着や突進を抑えるアプローチとして、幼稚園の利用をどうしていくべきか糸山先生に相談したことがあります。


レッスンが進む中でカイの突進は抑えられるようになり、結果的に「辞める必要性」自体は薄れていました。ですがその時、先生から「僕だったら、幼稚園に通わせる時間があれば、その時間を飼い主と過ごす時間にしたい」という考え方を聞き、ハッとさせられました。


幼稚園で社会化の基礎を作ってもらった安心感はありつつも、先生のその言葉を聞いた時に「これからは誰かに任せるだけでなく、自分たちの手でカイをいろんな場所へ連れ出して、自由にたくさんの思い出を作っていきたい!」という気持ちが芽生えました。


大型犬の発散を自分たちだけでさせるのは決して楽ではありません。しかし、「その大変さにどう対応し、悩み、考えて乗り越えていくかが、犬を飼うことの本当の楽しさなのではないか」と感じるようになりました。


先生の言葉をきっかけに、「もっと頑張って遠出してみよう!」という前向きな気持ちになり、今では家の中での工夫した遊びなど、カイとの濃密なコミュニケーションにつながっています。ヴィッセに通った結果、カイとの生活に劇的な変化がありました!


今では犬が集まるような広い公園にも安心して行けるようになり、「いつ他の犬に会うか」とビクビクしながら散歩をしていた以前とは見違えるようです。さらに、ショッピングモールへの外出にトライしたり、動物病院でも落ち着いて待合室で待てるようになったりと、一緒にお出かけできる世界が大きく広がりました。


単にしつけの技術を教えるだけでなく、「愛犬との向き合い方」そのものを教えてくださった糸山先生には感謝しかありません。 カイがまだ若いうちに糸山先生と出会い、かけがえのない体験ができたことは、私たち家族にとって一生の宝物になりました。


ヴィッセは、本当に「飼い主が学ぶしつけ教室」でした。糸山先生、本当にありがとうございました。