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お客様の声

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まず私がコロちゃんにとって「理想の飼い主に」なることが1番大事なことだと思います。

横浜市 西区

飼い主様名 越様
犬の名前 コロくん
犬種 M.シュナウザー
糸山先生

いつもお世話になってます。コロちゃん(Mシュナウザー・1才・♂)とヴィッセに通いだして2クールのレッスンが終了しました。この2クールで、私とコロちゃんとの暮らしは本当に大きく変わりつつあります。人間社会で犬と暮らしいく事、言葉では簡単に言えますが、それは、私にとってコロちゃんの成長と共に大きな悩みにもなっていきました。

私の家には先住犬(マルプー・2歳・♂)がいます。性格はとても大人しい犬だと思います。パピーの時に病気を経験しているからかは分かりませんが、おっとりとしたのんびり屋さんです。正直しつけに悩んだりはしなかったと記憶しています。そんな先住犬が1才の時に、コロちゃんは私の家に来ました。

当時3ヶ月だったコロちゃんはとても元気一杯で、よく食べ、よく走り回る子犬でした。先住犬が病気がちだった事もあり、元気一杯のコロちゃんに少し圧倒されながらも、「自分なりのしつけ」をしてきました。その自分なりのしつけとは、コロちゃんも先住犬と同じように、「室内犬だから散歩は2日に1回」「散歩は自由に歩かせよう」「犬だから多少は吠えるだろう」etc...。

恥ずかしながら、そんな心構えでコロちゃんと接してきました。「先住犬は大丈夫だったからコロちゃんも大丈夫だろう!」と...今思えばこれがすべての始まりで、私の安易な考えだったと思います。

コロちゃんが6ヶ月を過ぎてから、少しずつ私の中で違和感のようなものを感じ始めました。私がコロチャンの元気についていけなくなりはじめたのです。そして、この頃から少しずつ吠えるようになってきました。ヴィッセを知ったのもちょうどこの頃でした。

ヴィッセのホームページのコラムや先生の話、飼い主の方々のお便りを全部読みました。他にも本や獣医さんのアドバイスなど、できる限りの情報収集に走りましたが、ヴィッセのホームページに書かれてあることは、本や獣医さんの言うこととは全く異なるものばかりでした。

そのヴィッセのホームページを参考に、それ以来、散歩の回数を増やしたり、沢山遊んだり...。大きな問題が目の前にあるのに、「先住犬は大丈夫だったから」と何とか自分で解決しようしました。

しかし、その結果、1才を過ぎた頃から前にもましてよく吠えるようになってしまいました。外に出ると吠える、歩くと吠える、犬を見ると吠える、とにかく「所構わず吠えまくる」という状況になりつつありました。

大きな声で吠えるため、段々散歩にも行きにくくなりました。「なんで吠えるの?」 「なんで他の人の犬は吠えないんだろう」・・・。自分勝手だとは思いますが、散歩に行くことが辛い時間になりはじめました。

どんなに悩んでも、いくら考えてもどう直して良いのか分かりませんでした。怒鳴ったこともあります。強く叩いたこともあります。吠えたら大きな音をたてて驚かせたりもしました。しかし、問題はエスカレートしていくばかりでもう無理だと感じました。でもどうにかしてコロちゃんと散歩をしたい。陽のあたる公園で散歩したい。すがる思いでヴィッセに電話をし、レッスンを受ける決心をしたのです。

カウンセリングで先生が「大丈夫ですよ。一緒に頑張りましょう」と言って下さった時、正直とても救われました。それから週に1度レッスンに通い始めたのですが、実際にレッスンを始めて、1クール目は「ちょっと辛いな」と感じることもありました。

レッスンで教わった事が、次のレッスンまでに出来なかったり、教室に預けている間、他の犬に吠えて迷惑をかけているのでは?などと思ったからです。でも、同じ悩みを抱えていらっしゃる飼い主さんと話しをしたり、なにより先生が毎回真剣に真摯に向き合ってくださるので、今ではとても充実した時間を過ごすことが出来ています。

そして、本当に少しずつではありますが、コロちゃんは変わってきたと思っています。以前のように外でヒステリックに吠える事は、今はほとんどありません。散歩もまだまだ公園の近くに差し掛かると、体がフルフルして興奮してしまう時もありますが、私の「ツイテ」の指示で歩けるようにもなってきています。小さな1歩かもしれませんが、確実に前に進めていると思います。

2クールが終わった今、一番感じることは「きちんとコロちゃんと向き合うこと」です。以前のように問題のみに目を向けるのではなく、問題の背景と、性格を理解しようとする事が大切だと思っています。

今まで犬にばかり理想を求めていましたが、まずは「私自身の意識、姿勢」を変え、私がコロちゃんにとって「理想の飼い主に」なることが1番大事なことだと思います。私が今頑張っていることは、コロちゃんの「興奮する、吠える」エネルギーを、「遊び、散歩、その他の方向」に向けてあげることです。

私の安易な考えで、ヴィッセに通いだすのが遅かったと後悔もしています。ですが、今こうして沢山の事に気がつけた事、飼い主として犬と向き合う1歩が踏み出せた事は、本当に幸せです。次で3クール目に入ります。コロちゃんと少しでもコミュニケーションが取れるように、また1歩ずつ前に向かって歩いていきたいと思います。

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