横浜市の犬のしつけレッスン

糸山先生

ご無沙汰しております。片山です。
糸山先生にお世話になり半年ちょっと、無事卒業を迎えることができました。

のんたの無駄吠えが始まったのは、生後9か月過ぎの頃。
最初はなんとか吠えるのをすぐ止めることができていましたが、いつの頃からかコントロールできなくなっていました。

犬を見つけては狂ったように吠え続け、鳥、走っている人、子供などほとんどのものに対し、吠えるようになっていきました。あんなにおとなしかった子がなぜ！？

悩む日々が続き、楽しかったお散歩もほかの犬を避けたりと、だんだん苦痛になっていきました。ネットや本などで、無駄吠え対処方を探しては実践したりしましたが、それほど効果が出るものはありませんでした。

そして、もう藁をもつかむ思いで、のんたが1歳1か月の時、Visseへカウンセリングを申し込みました。

そのカウンセリングで、糸山先生は「ワンちゃんは私が必ず治します。あとは飼い主さん次第です」と仰いました。とても熱血的な先生の姿勢に、のんたもここに通えば治るかも...私はそう感じました。

そこから週1回のレッスンが始まりました。

しかし正直、2クール目が終わるまではレッスンも苦しかったです。目に見えた進歩はなく、本当に治るのかと不安が募っていきました。

ある日のレッスンのこと、私はのんたの問題行動にもう耐えられなくなり、ワンワン泣きながら胸の内の不安を先生にぶつけたことがありました。

すると先生は、「今は真っ暗闇のトンネルを手探りで進んでいるけど、いつか小さな光（出口）が見える時が必ず来るから。その光が見えるまで僕がちゃんと導いてあげます。」と言ってくれたのです。

たくさんたくさん話を聞いていただき、そして、先生に何とかしてもらおうと頼り切っていた自分に気づきました。のんたは頑張っている。変わらなきゃいけないのは私なんだと。

3クール目に入り、少しずつのんたの無駄吠えに変化が出てきたのもこの時でした。まったく吠えずにワンちゃんとすれ違うことや、たとえ吠えてしまったとしても、すぐ吠えをやめさせることができるようになってきたのです。

私も少しずつ自信が持て、レッスンも楽しいと感じられるようになり、顔つきも変わっていったようです。

4クール目が始まるころには、先生がおっしゃっていたトンネルの光が見えてきたと自分でも確信できるまでになりました。先生からもう卒業しても大丈夫という言葉を聞いたときは、本当に本当にうれしかったです。

半年前には想像もできなかったのんたの姿、私の意識の変化。そして、卒業して思うことは、とっても内容の濃い半年だったということです。

先生は、飼育本やネットに書いていないたくさんのことを教えてくれました。そしてのんただけでなく、飼い主の私のケアをたくさんしてくれました。

事実、のんたの無駄吠えの矯正より、私のケアの方が大変だったと仰っていました。最初にスクールに来たとき、それはそれは悲惨な顔をしていたようです。。。

こんなに飼い主の気持ちを汲んでくれる先生は他にはいないと思います。先生に出会えて、レッスンを受けることができて本当に良かったです。幸せです。

どれだけ感謝の言葉を並べても、感謝しきれないくらい。
これは大げさな表現でもなんでもないのです。
ただただ、心の底から感謝しております。

卒業＝ゴールではなく、卒業＝スタートだと先生はよくおっしゃっていました。これからが本当のスタートです。

先生に教えていただいたたくさんのことを胸に留め、これからのんたとこうたとの幸せな日々を過ごせるよう、家族で頑張っていきます。

片山　慎吾・仁未