横浜市の犬のしつけレッスン

お客様の声 犬と暮らすということは、こういうことなんだと学びました。

犬と暮らすということは、こういうことなんだと学びました。

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飼い主様名

木村様

コース

問題行動矯正レッスン

犬の名前

ポポちゃん 11ヶ月

犬種

チワワ

受講期間

2クール


ポポは生後2ヶ月の時にお迎えしました。初めてペットショップで抱っこした時に「すごく大人しい子だな~」と思っていましたが、今から考えてみたらあれは怯えていたのだとわかります。

お迎えする前に色々と勉強をし、社会化が大切だと言うことで、ワクチンが終了してない前から抱っこ散歩を毎日していました。しかし、人や犬とすれ違う度に吠えて、家に居ても外の音や気配に反応して吠えるようになりました。

特に家の前で話し声が聞こえただけですごく吠えるようになり、初めて散歩に出た時は怖くて一歩も動けず、車の音にもとても怯え伏せをして固まったまま動けませんでした。

犬と暮らすのは初めてなのでネットで様々な情報を見たり、YouTubeでしつけの動画をたくさん見ました。「マズルをつかんで叱る」「吠えた時は缶を投げる」などの、罰を与えるしつけ方は絶対にやりたくなかったので、それ以外のしつけ方を探しては試すの繰り返しでした。

そのほとんどがオヤツを使うしつけ方でしたが、幸いにもポポは食べることが大好きで、オヤツを出すと意識はオヤツに向いてくれましたが、それでもやはり人や犬が近づくと吠えてしまいました。

これでは駄目だと思いドッグスクールを探しました。最初に行ったスクールで教わったことは、「犬を見たらまずは抱っこして下さい」「ポポが見えないように他の犬に背を向けて下さい」「すぐにオヤツで気を引いてください」という対処法でした。
 
そして、教わった対処法を実践していくうちに、いつの間にか私自身が人と犬に敏感になり、人や犬を見かけるだけで「あっ来ちゃった!」と、いつも「ドキドキ」「ヒヤヒヤ」するようになってしまいました。

飼い主がそれだけ怯えて散歩をしていたら、ポポはそれでなくても怖い子なのに余計に不安にさせていただろうと、「心の底からごめんね」って後悔しました。そして、オヤツで気を引き続けていたら、ポポは私の目は見ずに手ばかり見るようになってしまいました。
 
これでいいのかな?ずっとオヤツなしでは散歩に出れないのか?これを続けて怖さが無くなるの?ただただ避けてばかりでこれでいいの?という疑問ばかりが増す日々でした。
 
その後、違うスクールのレッスンを2回受けましたが、同じようなその場しのぎの対処法で、やはり先が見えなく納得出来るものではありませんでした。
 
そんな時にヴィッセを見つけました。ホームページを読み進めていくうちにヴィッセしかないと思い、すぐにカウンセリングを申し込みました。
 
カウンセリングで糸山先生が「吠えないように色々と対処するのではなく、人や犬を見ても吠えなくなることがゴールです。」と言われた時、全ての疑問がなくなりやっと光が見えた思いがしました。
 
カウンセリングでは、犬のしつけと言うより、物事の本質や根本を教えていだいたように思います。他のスクールにはなかったカウンセリングシートも質問項目がたくさんあり、その中に「あなたにとって愛犬はどんな存在ですか?」と言う質問がありました。

私は子供と書きました。それについて糸山先生は「子供であれば何か悪いことをしたら叱るでしょう?だったら犬と思わずに子供と同じようにしつければいいんです。と言われ、私は恥ずかしくなりました。

「私は子供と思っていなかったのだ。悪いことをしているのにおやつで、誤魔化してただその場しのぎをしていただけで、解決にもならないことをしていたんだ。」と理解しました。それから、何か迷った時は子供ならどうするかな?と考えるようになっていきました。
 
さらに先生は「生まれつき怖がりのポポが当然悪いわけではないし、木村さんも飼い主として悪いわけではないですよ。」と言って下さりました。

ずっと私のやり方が間違っていて、飼い主として駄目だと思っていたので、胸の奥に引っかかっていたものが取れる思いでした。

カウンセリングが終わりテキストをいただいて自宅で読んでいくうちに、さらに頭の中が整理されていきました。そして、まだレッスンが始まっていないのに、テキストを読みながらアイコンタクトの練習を繰り返しました。

初回のレッスンで、オヤツを犬に見せない「アイコンタクト」と「待って」。そして、「グ〜ッド」と「ノー」の使い方、タイミングや言い方などを詳しく教えていただきました。
 
他のスクールで教わった犬に直接オヤツを見せる教え方だと、犬はオヤツのために言うことを聞くようになり、食べ物に対する執着心を育ててしまうそうです。
 
レッスンでは、その日に先生が実際にやっているところを動画で送って下さるので、自宅でも分かりやすく練習することができました。
 
すると、初回レッスンの次の日には、散歩に行っても不思議なことに「待って」「グ〜ッド」を言うだけで吠えなくなりました。これにはとても驚きました。

2回目のレッスンで散歩に行った時に、吠えないポポを見て先生が「全然大丈夫じゃないですか、これは奇跡ですね。」と仰ってくれました。それからは人や犬が近くに来なければ普通に散歩に行けるようになり、嬉しくて「グ〜ッド」とたくさん言うようになりました。

そして、先生に教わった犬にオヤツを見せないアイコンタクトを練習するようになってからは、私の手ばかりを見ることも少なくなり、オヤツをあげなくてもちゃんと目を見てくれるようにもなりました。
 
また、毎回先生との30分のお話しから始まるレッスンで、「散歩で吠えなくなったけど、やはり近づくとまだまだ興奮が止められない時があります。」とお話ししたら、たまたまその日のレッスンはポポだけだったのもあり、先生から「ドッグカフェに行きましょう」と提案してくれました。

先生は常にその子にとって何が必要かをいつも考えて下さり、それぞれの子に合った他ではないレッスンを提案してくれます。そしてすぐに行動で示してくれます。
 
糸山先生とのお話の時間で適切なアドバイスをいただき、解決しようと前に進ませて頂けるので不安が積もらず、私自身不安になっても毎回頑張ろうと思えました。
 
ヴィッセのレッスンでは、日常生活で3つのことを行わなくてはなりません。その中の一つに「1日100回褒める」というのがありますが、ヴィッセのレッスンを受講するまでは、何かと悪いことに目がいきがちでした。
 
しかし、毎日褒めることに目を向けると「座ってるだけでもすごい!!」「自ら玄関を出られたことがすごい!!」「散歩で歩いていることがすごい!!」「音に吠えなかったことがすごい!!」など、考えなくても褒めることがたくさん増えました。
 
ポポが本当は世の中のものが全て怖い中で頑張って散歩に行ったり、病院へ行ったり、スクールに通ったりしていることを、本当によく頑張ってくれていると思うと、私達も頑張ろうと思えました。

そんな風に思えたのは糸山先生に出会えたからだと思います。もし先生に出会えていなかったら、普通にお座りしてることを褒めることはできず、当たり前だと思っていたと思います。そして、何故吠えるのかとポポを責めていたかもしれません。

根本がズレていると修正するのは大変難しいものだと思います。何故怖いのか、ポポがどんな風に怖いのかをちゃんと理解した上で向き合わないと、解決にならないことをヴィッセのレッスンで学ぶことができたように思えます。
 
糸山先生は、真っ直ぐに犬の目線で常に向き合ってくれるとても熱意のある方、飼い主が分かるまで何度でも説明して頂けるとても粘り強く、最後まで見離さず付き合って下さる誠実な方です。
 
ポポにとっても私達家族にとっても、素晴らしい出会いに心から感謝しています。これからも少しでも怖いものがなくなって、ポポがほんの少しでも生きやすくなることに前向きに向き合っていきたいです。
 
愛犬のことで悩んでいる方は、ぜひカウンセリングだけでも受けて頂きたいです。あの時間は「犬と暮らすとはこういうことなんだ」と、とても価値のある奥の深いお話が聞けます。

どうか少しでも多くの方が救われることを願っています。
 糸山先生、本当にありがとうございました。
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