横浜市の犬のしつけレッスン
お客様の声 変えるべきものは、犬ではなく飼い主の意識と行動です。
変えるべきものは、犬ではなく飼い主の意識と行動です。
飼い主様名
小柴様
コース
問題行動矯正レッスン
犬の名前
あずきちゃん
犬種
柴犬
受講期間
3クール
まず、あずきを我が家に迎えてから、2か月ほど経ったころでした。
あずきは怒る。
首輪やリードをつけるときには、嫌がり怒る。
ゴハンの用意をしているときには、待てずに怒る。
あずきは場所に執着する。
人がキッチンに入ること、冷蔵庫を開けること、自分のテリトリ(と思い込んでいる場所)に人が入ることが気に入らない。
あずきは臆病である。
散歩中、人や犬とすれ違うときに固まる。近づいてこようものなら飛び退く。時には暴れる。病院では震えが止まらない。
あずきは噛み犬である。
怒ったとき、気に入らないとき、恐いとき。オシッコを片付けようとしたとき。そばに寄っただけでも…。さっき撫でていたのに…という時も。本気で噛まれると、それはそれは痛い。
なぜ噛むの? 何に怒っているの? 何が恐いの? 私は、噛みつかれた痛さとショックと恐怖で、いつもあずきの機嫌をうかがうようになっていた。散歩も憂うつでしかない。リードをつけようとすると噛んでくるから。
また噛みつかれる・・・。これでは一緒に生活していけない。どうしよう、誰に相談したらいいの? 何度も心が折れかけた。
そして、ネット検索でVisseにたどり着きました。カウンセリングでは、日々のあずきの様子や家族の対応について、じっくり話をした上でアドバイスいただきました。
カウンセリングで、糸山先生のお話を聞いて気づいたことがあります。それは、「私はあずきが求めることは何かを考えず、怒らせないように、噛まれないように…それだけで頭がいっぱいだった」ということです。
レッスンが始まり、先生のご指導のもと、アイコンタクトから始めました。できたら誉めます。何度でも。ほんの少しずつ、あずきの反応が変化していくのがわかります。
噛まれる恐怖はあるものの、「あずきは私の犬なのだ!」という意識を持つことで、以前よりも責任感と自信と愛情が湧いてきました。
トイレが上手くできた。そばに来ておすわりした。「待って」「だめ」などの言葉で私を見た。些細なことでも誉めるように心がけました。
高いところに乗せて騙し騙しつけていた首輪とリード。今では先に玄関で待ち構えているので、すんなりつけられるようになりました。誉めます。「待ってね」の声かけで、ゴハンも待てます。そして、また誉めます。
朝・夕散歩の時間を確保しました。
運動やストレス解消以外にも、待って~おいでの練習をしたり、他の犬や人とふれあう。ここでも何かできたら誉めます。
あずきと私にとって、散歩は楽しいものになっていきました。他の犬と遊んだり、飼い主さんに撫でられたりしています。レッスン前には想像できなかった姿、大きな変化です。
はじめのころは、暗かったあずきの表情が変わりました。生き生きしているのがわかります。ますます可愛い。
とくに、あずきの何かを変えたわけではないのです。Visseに通う多くの方が感じてらっしゃるように、変えるべきものは、犬ではなく飼い主の意識と行動です。折れかけた心を、糸山先生に救っていただきました。
私の手足には、あずきに噛まれた傷あとがいくつもあります。この先、また噛まれるかもしれません。今でも、たまに夫に怒ったり、場所に執着して怒ることがあります。
それでも、与えた以上の愛情を返してくれるあずきは私の大事な相棒です。あずきも同じように思ってくれているといいなあ。
あずき、今日もいっぱい歩こうね!
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