1. 身の回りのものは人の手も含め、すべて噛むためのオモチャだと認識している。
>ものを鑑賞するという趣味はない⇒破壊するのが大好き
2. 学習能力は高いが、言語というコミュニケーション手段を持たない。
>短い単語は覚えられるが、文章になると理解できない
3. 「反省」と「後悔」ができない。
>叱るだけでは、悪い行動を改めることはできない⇒常に正解を教える
4. 利益(楽しい)か不利益(楽しくない)かで判断する。
>楽しいこと(ご褒美)には近づき、嫌なこと(罰)は避けようとする
5. 狩猟動物である。
>獲物を探し、追いかけ、咬みつき、引き裂き、食べるという本能を強く残している
6. 道徳心と価値観を持たない。
>飼い主の価値観と、道徳心がそのまま犬に反映する
7. 社会性が高い。
>仲間意識(群れ)が強く、独りでいると不安になる
8. ※社会化期が短い。
>不足すると、他の犬や人間に攻撃的、または臆病で吠えやすくなる
9. 嗅覚が優れている。
>人間は「視覚」で判断するが、犬は「臭い」で判断する
10. 現在(今)を一生懸命生きている。
>犬には「過去」も「未来」もなく、今この瞬間がすべて
※社会化期
イヌの生後3~13週齢の期間を指し、親、兄弟達と暮らすことで、群れ社会の素地を身につけていく期間。
その後、人間社会での社会化が始まる。ヒト・イヌ・色々な音・車・など、人間社会のすべての刺激に慣れさせる。