横浜市の犬のしつけレッスン

Visse's Blog

横浜市の犬のしつけ教室/お客様の声~ブログ編~

『ププがしたいこと? 私がしたいこと?』
 
ププ(6才♂)のレッスンに通い、7回目のカウンセリングでのこと。
 
  私 :「最終的には、ププをドッグランで遊ばせる、と言うのが着地点なんです。」
先生:「無理ですよ。」
  私 :「え?」
先生:「ププはもう6才だし、すごい怖がりでしょ? ププにとって周りはみんな敵なんですよ!」
  私 :「(がーーーーーん)」
 
その後、その時の先生との会話について何回も考えました。
 
以前に行ったホテルで、たまたま他のワンコがいなくて、ノーリードで走り回るププが本当に楽しそうで、

またいつかノーリードで広い所を走り回らせてあげたい!と思っていました。でもププは、他の犬を見たら
気が狂ったように吠えて暴れるので、ドッグランなんてとてもじゃないけど行けません。

 
しかし、Visseを卒業する頃には、ププがフレンドリーな犬になって、他のワンコと仲良く遊べるようになれる!

と妄想していました。でも、その夢は、先生の一言で、儚く散って行きました。
 
そうか… ププはフレンドリーな犬になることはないのか… …
 
先生:「シャイな人はずっとシャイでしょ? 何回か同じ人に会ったら慣れるかもしれないけど、
            別の人に会ったら、また同じことでしょう?」
 
そんなこともおっしゃっていたなあ… …
確かにそうだなあ… …
 
そこで、私はVisseに来た最初の目的を思い出しました。ププは、散歩の時に制御不能なほど吠えて暴れるので、
散歩が苦痛でしか無く、止めようとすると、私を認識できずに噛まれることも。
ププと楽しく散歩したい!と言うことで相談したのでした。
 
今2クール目に入りましたが、他のワンコに吠えようとしますが、すぐに我に返り、制御出来る様になっています。
もう目標は既に達成出来ていたのです!
それなのに、また欲が出て、いつのまにか、ププがフレンドリーになることに、目標が変わっていたのです。
 
そして、私はあることに気づいたのです。
ドッグランで他のワンコと楽しく遊ぶって、私がしたいことではないのか?
ププがそんな犬になって欲しいって、私の願いじゃない?

ハッとしました… …
 
先生にあの時カウンセリングでビシッと言ってもらえなければ、気づくことはなかったかも知れません。
私は、自分がしたいことをププに押し付けようとしていたのです。
 
じゃあ、ププがしたいことは何?と考えてみました。
ププがいい顔している時は? 家族に撫でてもらう時、オモチャで遊んであげる時、
誰もいない公園で一緒に走る時、ププは、家族と遊ぶのが大好きなんです!
 
それなら、他のワンコがいるドッグランではなく、お家の庭が走り回れるほど広ければ良いのでは!?
と言う考えに至りました。そして、主人にそのことを伝えて、田舎への引っ越しをお願いしています。
 
ワンコは、10数年しか一緒にいれません。
私は、出来る限りププのために生きたいと思いました。
 
そのことに気づかせてくださった先生に感謝しております。

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