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Visse's Blog 2010年9月アーカイブ

子犬のしつけレッスンお勉強中! メアリーちゃん。チべタン・テリア 7ヶ月 横浜市

100929_01.jpg2ヶ月齢でヴィッセに来たメアリーちゃんも、7ヶ月齢になりました。今日は、体育の時間でボールで遊んであげたら、最高の笑顔を見せてくれました。

ヴィッセでは、犬に「国語=言葉」「道徳=マナー」「体育=遊び」の3つの科目を教えています。特に重点を置いている科目は「道徳」です。

9月23日のコラムで書きましたが、どんなに「スワレ」や「マテ」が上手にできても、人に迷惑をかけていたら本末転倒です。家庭犬のしつけで大事なことは、次の3つです。

①散歩の時、人や犬に向かって吠えない。                                    ②咬まない。                                                     ③排泄をどこでも好き勝手にさせない。

この3つが出来ていれば、家庭犬としては合格で何も問題はありません。

まだまだ犬のしつけと言えば、訓練というイメージがありますが、無職の家庭犬に厳しい訓練は必要ありません。しかし、愛犬が周りに迷惑をかける行為をした時は、その行為に対して厳しくしつける必要があるのです。


しつけと訓練の違い②

 

100923_01.jpg先日、いつもの公園でのこと。2頭の小型犬が並んで座っていた。その50メートル程先に飼い主が立っていて、「待て」のハンドシグナルを出している。2頭とも微動だにしない。

そして、飼い主が1頭を呼び寄せた後に、もう一頭を呼び寄せたのである。う~ん、2頭別々の「呼び戻し」は、なかなか出来るものではない。

 

 

その翌日、公園を歩いていると、正面から先の小型犬と飼い主がやって来た。軽く会釈でもしようと思っていたら、すれ違いざま2頭にものすごい勢いで吠えかかられてしまった。

 

当の飼い主はというと、犬を叱るわけでもなく、僕に謝るわけでもなく無言のまま通り過ぎてしまった。多分、この飼い主は、主人のいうことを忠実に聞くことが「しつけ」だと思っているのだろう。

 

いまだに「しつけと「訓練」が混同されているが、上記の、「待て」からの呼び戻しは「訓練」で、人や犬に向かって吠えないというのが「しつけ」です。いくら飼い主のいうことを忠実に聞いても、人に迷惑をかけていたら何の意味もありません。

 

しつけとは、「やっても良いこと」と「やってはいけない」ことを教えることです。その犬のしつけには、飼い主の「道徳観」と「価値観」が大きく左右するのです。


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