お客様の声 女性の訓練士に「いつかは安楽死よ」とまで言われたアスベルが、 |
女性の訓練士に「いつかは安楽死よ」とまで言われたアスベルが、 |
女性の注① 訓練士に『いつかは安楽死よ』とまで言われたアスベルが、そして、糸山先生には、最低でも半年はかかると言われたアスベルが、たったの3ヶ月で卒業することが出来ました。
アスベルは1歳を過ぎた頃、私以外の家族に対して注② 攻撃性が現れ、私が家族と喋るだけで威嚇して吠えるようになり、お散歩の時も、ボーダーコリー特有の動く物を追うという習性で、車、バイク、犬、はては、ジョギングをしている人にまでも気が狂ったように吠えかかり、周りの人達には、冷たい目で見られ、涙を流しながら帰る日もありました。
そして、もうどうにもならず、ある女性の警察犬訓練士の方に相談した所、その方が言うには『飼い主が問題で、アスベルには何の問題も無い』との事でした。
訓練をお願いし、2度目の訓練の時でした。前から犬が来て、アスベルがいつものように吠え掛かろうとした時、訓練士の方は『ノー!!!』と言いながらアスベルのお尻を3回蹴ったのです。
驚いたアスベルは、鼻にシワを寄せ怒りながらも言う事を聞いていましたが、訓練が終わり、家に戻って訓練士の方がリードを離した瞬間、アスベルは訓練士の方に飛びかかり、立て続けに3回噛みついたのです!
訓練士の方からアスベルをケージに入れるように言われたので、ケージに入れると、なんとその訓練士は、怒りながらアスベルの顔に水をかけ始めました。しかし、アスベルは、ますます興奮するばかりでした。
その夜、訓練士の方から電話があり、まるで人が変ったような高圧的な声で『アスベルが死んでもいい覚悟で訓練所に預け、注③ チョークチェーンで首を締め上げ、注④ 白目を剥く位の訓練をするしかない。』と言われてしまいました。
あげくのはては、『そんな気違い犬は、そのうち他人を噛んで安楽死よ』とまで・・・
私が落ち込み悩んでいると、私がパソコンを持っていないので、友人がネットで調べてくれ、今度は注⑤ ドッグトレーナーさんを教えてくれました。
そのトレーナーの方は、アスベルをケージに入れっぱなしにして散歩にも行かず、家族全員でアスベルを無視するだけのトレーニングを始めるとの事でした。私のせいでこんな子になってしまったのに、そんなかわいそうな事が出来るかのだろうかと思い悩み、結局お断りしてしまいました。
そんな時また友人が、『シェパードを飼っていて噛むボーダーを治した先生がいる』とネットで見つけ教えてくれました。私はなんとか話だけでも聞いてもらえたらと思い、思い切って電話をしたのがヴィッセでした。
そして、今までの事を電話で話しをすると、トレーナーの方は私の間違った育て方も受け入れてくれ、何よりアスベルを否定せず犬の気持ちになって答えてくれました。
私はどんどん気持ちが楽になり、話をするうちに涙があふれてきました。それが糸山先生だったのです。
早速レッスンをお願いし、週1回のペースでレッスンを行うことになりました。しかし、3回目のレッスンが終了して帰ろうとした所、アスベルは、いきなり糸山先生に歯を剥いて威嚇し、唸り始めたのです。
私はアスベルが、女性の訓練士の方を噛んだ時を思い出し、『やっぱり駄目なのか、見放されるかもしれない・・・』とただ呆然とするばかりでした。それでも糸山先生は、『大丈夫、来週預かって様子を見るから』と言ってくれたのです。
次の週、アスベルを預けて約束の時間に迎えに行くと、先生が『また唸って威嚇してきたので、ガツンと叱ったらゴメンナサイをしたのでもう大丈夫です。でも蹴ってはいませんよ』と笑って言って下さるのを聞いて本当に安心しました。
それからというもの、レッスンが進む毎に、徐々に毎日の散歩で車やバイクが来てもアスベルは興奮することなく、また興奮しても私がすぐ『スワレ、マテ』の指示を出すと落ち着くようになってきました。
一番落ち着かなかった横断歩道でも、『ツイテ』がきちんと出来るようになり、吠えずに歩ける程になったのです!
そして2クール目からは先生と私、アスベルの3人での合同レッスンが始まり、アスベルはやっと私の言っている事がわかってきたのか、見違える程良くなりました。
最近は散歩コースも増え、今では私について歩くアスベルを見て「いい子ねー。」と声をかけてくれる人さえいます。
アスベルも今ではすっかり先生になついて、先生を見るとうれしそうに尻尾を振るようになりました。まだ完全に治った訳ではないので油断はできませんが、先生に教わったことを忘れずにアスベル以上に飼い主として成長していきたいと思っています。
本当に糸山先生のおかげです。
私は、糸山先生に出会えて本当によかった!
本当に救われました!!!ありがとうございます。
注① 訓練士=警察犬訓練所で働いている人、もしくは訓練所を独立して仕事をしている人。主に「主従関係」を築く「服従訓練」が特徴。
注② 攻撃性=このケースは「防御性攻撃行動」または「縄張り性攻撃行動」と呼ばれている。いわゆる「無駄吠え」。オス・メスともに、1才過ぎの思春期に出現することが認められている。
注③ チョークチェーン=鎖でできた首輪で、引っ張ると首が無制限に締まるように出来ている。訓練士御用達の首輪。犬とコミュニケーションを取ることが面倒臭い人向け。(言葉より手が先に出る人)
注④ 白目を剥くくらいの訓練=訓練という名の虐待。「家畜化」としての訓練の名残。
注⑤ ドッグトレーナー=警察犬訓練所以外で勉強した人。主におやつを使う「褒めるしつけ」が特徴。他にもドッグアドバイザー、ドッグライフカウンセラーなどがあり、通信講座で簡単に取れる資格もあれば、ハードルが高い資格まで様々。
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