お客様の声 先生のレッスンは犬だけでなく、飼い主も成長させてくれるレッスンです。
先生のレッスンは犬だけでなく、飼い主も成長させてくれるレッスンです。
飼い主様名
岡田様
コース
問題行動矯正レッスン
犬の名前
ラナちゃん 1才
犬種
ミディアムプードル
受講期間
2クール
ミディアムプードルのラナが1歳1ヶ月の時、糸山先生のレッスンを受けました。レッスンの内容は、先住犬(ミニチュアサイズのプードル5歳)との激しい喧嘩です。ラナが1歳を迎える頃から、小競り合いだった喧嘩が激しくなり、ほぼ毎日のようにラナが先住犬を攻撃するようになってしまいました。
当時、先住犬のトレーニングを受けていたので、トレーナーさんの所へラナも連れて行った際に、トレーナーさんの目の前でラナが先住犬に嚙みつきました。私とトレーナーさんが2頭を引き離そうとしても、ラナは先住犬の首をガッツリと噛んで離そうとせず、最終的に私がラナの口の中に手を入れて口をこじ開け、なんとか引き離せましたが、私の手は噛まれて血だらけになってしまいました。
その時に、トレーナーさんから「この犬には口輪が必要。口輪をして生活して。でなければ、この犬はずっと先住犬と喧嘩し続けるよ。噛めない状況を常に続けなければいけないから、ご飯の時も散歩の時も外さないで。」と言われました。
私はラナに首輪をつけることには抵抗がありましたが、トレーナーさんの言うことなので仕方なく受け入れることにしました。そうしてラナの口輪生活が始まりました。口輪をすれば噛めないので、喧嘩が減るのかと思っていましたが、喧嘩が減るどころか益々増えていく一方で、2日に1度は口輪をした状態でも、先住犬に噛みつきに行ってしまう状況になっていきました。
その後、トレーナーさんのレッスンを断り、今度は何頭も犬を飼っているトリマーさんに相談した所、「喧嘩したらどちらかが負けるまで手を出すな。そもそも口輪をする様に育てたのが悪い。」と言われてしまい、とても落ち込んでしまいました。
そして、この状況がずっと続いていくのかと悩んでいた時に、お散歩の仲間から糸山先生のことを教えてもらい、早速カウンセリングを申し込みました。
カウンセリング当日、先生が『口輪をしていても根本的な問題は何も解決しません。どちらかが負けるまで喧嘩をさせていたら、もっと大事になります。それに目の前で起きている喧嘩を止めないということは、飼い主としての責任を放棄したことになります。
大丈夫です、口輪は必要ありません。ラナにきちんと「やっても良い事」と「やってはいけない事」を教えていきましょう。そして、ヴィッセの目標の一つである「ダメがきちんと理解できる聞き分けの良い子」に育てていきましょう。』と、話していただきました。(ヴィッセでは目標が3つあります。)
私は「まだ大丈夫なんだ!」と、心からホッとしました。ラナに口輪を付けての生活は、不本意でつらい思いをさせていたので、糸山先生の言葉がとてもうれしかったです。
カウンセリング後、すぐにレッスンを申し込みましたが、初回レッスンの開始日は、1ヶ月先まで予約が入っている状況でした。「あぁこの状態がまだまだ続くのか…」と絶望的な気持ちになりましたが、先生のご配慮により直ぐにレッスンを受けることが出来ました。
そして、1回目のレッスン後からは、念願だった口輪なしの生活が戻りましたが、レッスンが始まったばかりの頃の私は、「できる、できる」と軽く考えていて、基礎練習をあまりやっていませんでした。しかし、犬は正直です。私が真面目にやっていないことを、先生にガッツリ見抜かれてしまいました。
私は先生が犬を褒めるタイミングではなく、自分のタイミングで褒めていました。しかし、これでは全然犬に響いていなかったのです。「ちゃんと指示が伝わらない!」私は改めて先生に送って頂いた動画を見ながら、先生と同じタイミングでできる様に、「アイコンタクト」 「一時待機の待って」 「コントロールポジション」を毎日頑張って練習しました。
すると、基礎練習をキチンと行うようになったくらいから、犬たちとのコミュニケーションがスムーズに取れるようになり、先住犬との喧嘩が目に見えて減って来ました。同時に、自分自身の犬に対する接し方も変わっていきました。
また、今までは褒めることよりも、圧倒的に叱ることの方が多かったこと。そして、いつも独り言を言ってコミュニケーションが全然取れていなかったことに気づきました。そして、何より犬たちと真剣に向き合うことができるようになったのです。
家での基礎練習は、先住犬にも同様に行っています。今では、散歩に出る際や信号待ちなどの待っての時は、言葉の指示だけでなく『手』の指示だけでも伝わるようになりました。最終的には、ヴィッセの目標の一つである「指示をしなくても、自発的に行動することが出来るように育てること」が今の目標です。
また、今まで犬を叱る時はただ叱るだけでしたが、「きちんと犬の目を見て叱ること。叱る時は、子供も犬もちゃんと向き合って叱らないと伝わらない。」ということも教わりました。そして、自分では出来ていたつもりでも、全然出来ていなかったことに気づくことが出来ました。
先生のレッスンは犬だけでなく、飼い主も成長させてくれるレッスンです。普段は優しいけれど、時には厳しくして教えていただき感謝しています。
先生のレッスンを受け始めてから、今日まで口輪をつける事なく生活ができています。まだまだ多少の喧嘩はありますが、毎日喧嘩していた状態から比べれば、2〜3週間に1回位の頻度に減ってきました。
ラナも先住犬も、私の『NO!』の一言で喧嘩を回避できる様になってきています。ラナの性格や資質、先住犬との関わり合い方を見極めながらこの先も楽しみ、時には苦労しながらこれからの生活ができていければ最高です。
先生に出会わなければ、ラナは今も口輪生活が続いていたかもしれません。最悪ラナを手放さなくてはならなかったかもしれません。喧嘩の仲裁に追われ、その度に怪我をして悲しい思いをしていた…そんな私たちを普通の生活に戻すきっかけを導いてくださった先生には感謝しかありません。
レッスン最終日に、先生から『多頭飼いのレッスンは、時間もかかり難しいんですが、よく10回で改善しました。本当に頑張りましたね!』と言われた時は、とてもうれしかったです。
糸山先生、本当にありがとうございました!
追伸
レッスンを受けていく中で、私の仕事にも共通するお言葉をいただいてとても理解しやすかったです。
< 改善の必要があるのは、私たち飼い主だったと気づかされました。
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初めて先生がわが家にいらした時から、コバラはもう先生に夢中になりました。 >
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