DOG SCHOOL Visse


お客様の声 Visseのレッスンは、飼い主が一番学ぶ飼い主のスクールでした。


Visseのレッスンは、飼い主が一番学ぶ飼い主のスクールでした。


飼い主様名

川尻様

コース

問題行動矯正レッスン

犬の名前

ルアちゃん 9才

犬種

トイプードル 9才

受講期間

2クール ルアは、生後2か月で我が家に向かえ入れました。人懐こい性格で他の犬にも飼い主さんにも愛嬌振りまく子でした。2歳になったころから相性の良くない犬に吠えるようになりましたが、その犬が見えたら少し離れて、迂回することで対応してきました。
 
9歳になる頃、急にお散歩中に会う犬への吠えがひどくなり、室内でも大きな声で吠えることが増えてきました。また、そばに人がいないと吠え続けることもあり、その原因もわかりませんでした。このままではいけない…と感じ、ドッグトレーナーに相談してみようと決めました。
 
ドッグトレーナーを探していたところ、VisseのHPにたどり着きました。糸山先生のしつけに対する考え方を読み、私達の思いと近いことを感じ、カウンセリングを申し込みました。カウンセリング当日、糸山先生からお話を聞くうちに、私たちが困っている現状の改善は、簡単ではないことを知りました。
 
そして、先生から「トイプードルは犬一倍甘えの強い犬種で、人への依存が強い子だから、人がいない時の吠えは、その依存度が強いことが原因で、治すのはなかなか難しいです。9歳という年齢とキャリアを考えると、若い犬ほど指導内容の覚えが良くないかもしれません。」と言われ、問題を改善する大変さを改めて認識しました。
 
今回の問題は、ルアの“社会化レッスン不足”が大きな原因と説明を受け、幼いころに対処出来ていなかったことを後悔しました。そして、先生から「お散歩や普段の生活での過剰な吠えはある程度治るかもしれません。

犬の年齢だけを考えれば、もちろん遅いということはありますが、飼い主が学ぶということにおいては遅すぎるということはありません。」と言われ、レッスンをお願いすることに決めました。
 
先生から「何のためにしつけをしますか?」と目標を聞かれ、「ルアとのこれからの生活をより楽しく過ごせるようにするため!」と答えました。糸山先生が言われた、“どこに出しても恥ずかしくない子に育てる為”という言葉も、私たちの目標につながることだと思い共感できました。
 
レッスンが始まり糸山先生との30分間のレッスンでは、ルアはヴィッセのレッスンの基礎である「コントロールポジション」が全く出来ず、抱っこして欲しくてずーと鳴き続けていました。

これには、糸山先生もたまらず「膝に抱えてあげてください」、と言って頂く状況でした。これはレッスンの最後まで続きました。この依存度の改善はやはり簡単ではありませんでした。
 
しかし、大きな変化もありました。先生がレッスンの様子を動画で送ってくれるのですが、午後のルアの基礎レッスンの間、ケージで待機している時に1クール目の開始時は、ケージ内で落ち着かないことが続いていましたが、2クール目が終わるころには、落ち着いて待機できるようになったと感じました。

また、普段のお散歩中でのコントロールポジションは指示しなくてもお座りし、おとなしく待機出来るまでになりました。お散歩中に会う犬への吠えは、相手を避けていても解決にはならないので、まず交流して経験を積んでいくしかありませんでした。

家では吠えた際に名前を呼んでアイコンタクトを行い、「ノー!」とダメなことを指示していましたが、散歩時に興奮するとなかなかアイコンタクトが取れず、ルアに「ノー!」がなかなか伝わりませんでした。

これは、ひたすら家での練習の継続と散歩中の実践練習の繰り返しでした。スポーツで言うと練習して試合(散歩)を行い、また練習して試合(散歩)を行うという感じです。2クール目が終わるころ、吠える場面も自然と減ってきて、レッスン前より改善が見られるようになりました!

レッスン開始後は、他の犬とできる限り交流をして吠えた時は、「ノー、待って」と言ってアイコンタクトすることを試み、出来なくてもひたすら先生から言われたことを繰り返したことが、少しずつ効果として表れたのだと思います。
 
コミュニケーションをとる際の「言葉」 「身振り(ボディランゲージ)」の大切さもレッスンで学んだ大事なポイントでした。これまでルアとの対話は、いろいろな言葉や文章で語りかけて、身振りの指示にも一貫性が無く、ルアは「何を言っているの?」と感じていたと思います。

ルアが「グッド」と「ノー」そして「待って」、その言葉のニュアンスを理解する様になってからは、今まで出来なかったアイコンタクトが出来るようになりました。それに伴い、これまでよりコミュニケーションをとる機会が増えたことも良かったと思います。

ルアが間違った行動をした時、「ノー!」と叱るだけではなく、正しい行動まで導き、必ず「グッド!」で褒めて終わることを、根気よくやり続けることが大切だと感じました。そうすることでVisseの目標の一つである「ダメなことがきちんと理解できる聞き分けの良い子」になって行くのだと思いました。
 
夕方の散歩レッスンでは、公園までの移動に商店街、住宅地を抜けていきますが、リードの使い方の基本から犬との位置取りまで教えて頂き実践して来ました。すると、普段の散歩でも以前よりスムーズに並んで歩けるようになりました。

公園では、他の飼い主さん達も気さくに交流してくれる大変良い環境で、多くの子とふれ合い、コミュニケーションをとることが出来ました。2クールのレッスンが終わるころ、当初の吠えの問題はレッスン前より6割まで改善したと感じられました。

そして、ルアとのコミュニケーションは確実に増えました。「グッド!」と「ノー」をセットで教えることがヴィッセの基本的なしつけではありますが、今では「グード!」と褒めることが、日々の何気ないコミュニケーションの一部となりました。Visseでは、1日100回を目標に「グッド!」と褒めなければならないのです。
 
初めは、ドックスクールは犬への教育比率が高いと思っていましたが、まったく逆で、Visseでのレッスンは飼い主が一番学び、普段の生活で実践するためのサポートをしてくれる場で、飼い主のスクールでした。

無駄吠えが完全に解決したわけではありませんので、これからも取り組みは続きますが、9歳のルアがここまで頑張れて、同時に私たちの意識が変われたことは、Visseのレッスンのおかげです。

最後になりますが、糸山先生、2か月半に渡るレッスンありがとうございました!

< ヴィッセに通った日々は、小夏と私たち家族の財産であり宝物になりました。
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これからも先生の教えを大切に、楽しく暮らしていきたいと思います。 >


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