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横浜市の犬のしつけレッスン/愛犬をどこに出しても恥ずかしくない子に育てるには?


2022/07/15 11:46

だいじろう.JPG犬は文化も習性も私たち人間と違います。そんな犬たちにとって、人間社会での禁止事項は、複雑で理解できないものばかりでしょう。しかし、愛犬が家族の一員として人間社会に受け入れられるには、私たち人間の環境や習慣に合わせて一緒に暮らしてもらわなければなりません。


ですので、飼い主は家族や友人、外で出会う人々、特に犬を飼っていない人や、犬が嫌いな人達に不愉快な思いをさせないためには、どうしたらよいかを教える必要があります。


家庭犬のしつけには、人間社会から求められるしつけ=禁止のしつけと、飼い主が犬に求めるしつけ=動作を教えるしつけの2つがあるのです。禁止のしつけには、次の3つがマナーとして重要な項目になります。


①他の人や犬に向かって吠えない=警戒心の強い犬

②咬まない=特に臆病なオス犬

③排泄をどこでもさせない=特にオス犬のマーキング


この3つが守れていれば、家庭犬として何も問題はありません。
しかし、残念ながら、は、私の所で扱う一番多い問題行動です。

特にに関しては、電柱や家の前の植え込みなど、町中が犬のトイレと化しています。近年では、排泄の後に水をかけるということが定着していますが、賛否両論あるみたいです。どんなに「スワレ」や「マテ」などの動作が完璧にできたところで、人間社会に迷惑をかけていたら本末転倒です。

そして、の問題に共通している犬は、「怖がりで警戒心が強い小型犬」に多いことです。怖がりで警戒心の強い犬は、自分自身で「怖がり」は克服できません。子犬のうちに色々な所に連れて行ったり、人や犬に合わせたりして、飼い主がたくさんの経験を積ませる必要があるのです。


犬が番犬である時代は終わりました。今や犬は家族の一員なのです。現在に於ける家庭犬のしつけとは、「お座り」や「待て」などの動作を教えるだけでは十分ではないのです。

現在の家庭犬のしつけに求められていることは、家族の一員として、愛犬を防御的で反社会的な犬に育てないことなのです。ヴィッセでは、禁止のしつけを一番に考えています。



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