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横浜市の犬のしつけ教室/犬を理解しましょう~ヴィッセのテキストから~


2021/04/12 08:49

1.言語というコミュニケーション手段は持たない
犬は人の言葉を音声として認識します。短い動詞や名詞は理解できますが、「そっち行っちゃだめ」とか「ちゃんと前向いて歩きなさい」など、人間の子供のように話しかけても理解できません。これは英語が理解できない人に、いくら話しかけても理解してもらえないのと同じことです。
 
2.反省と後悔ができない
人間のように「思考」することのない犬は、「反省」と「後悔」ができません。何が悪いのかの理由づけが出来ない犬を叱るだけでは、良い行動は増えません。例えば、飛びつく犬に「ノー!」と叱るだけでは飛びつきは治りません。
   
3.犬に期待しすぎない、すぐに結果を求めないこと
習い事は、人も犬もすぐには上達しません。また、人間にとっての当たり前が、犬にとっては、当たり前ではないということを忘れないで下さい。
 
4.犬の行動は固定的ではなく、良い方にも悪い方にも常に変化している
犬の学習の仕方は、上書き学習」。常に新しい学習をしています。犬の行動が良くも悪くもなるのは、飼い主次第です。訓練所に預けて帰ってきたら元に戻ったという話をよく聞きますが、犬を預けている間、飼い主は何も成長していないので当たり前の話です。
 
5.犬に厳しくするのではなく、自分に厳しくすること
犬に理想や完璧を求めるなら、自分がそうであるかどうかを自問する。完璧な飼い主にはなれそうにないと思ったら、犬にも完璧を求めない。
 
6.馬鹿な犬はいない
犬を馬鹿呼ばわりしている飼い主は、犬を叱るだけで適切な学習を与えない飼い主です。
 
7.身の回りのものは人の手も含め、すべて噛むためのオモチャだと認識している
ものを鑑賞するという趣味はない⇒破壊するのが大好き。
 
8.道徳心と価値観を持たない(善・悪の概念がない)
飼い主の価値観と、道徳心がそのまま犬に反映する。犬のしつけは飼い主次第。


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