ニューファンドランドのロッキーくん、1才8ヶ月です。体重は62キロあります。
ロッキーくんの悩みは、家に来た時から怖がって私道から道路に出られないことです。
飼い主さんが何度も私道から道路に出そうと挑戦したのですが、私道の外に出るとパニックになり、コントロールが出来なくなってしまうそうです。
犬に生まれて来てお散歩ができないこと程、不憫なことはありません。怖がりを克服するためにどうしても必要なことは、「経験させること」「徐々に慣らしてあげること」の2つです。
犬は自分一人で怖がりは克服できません。外を怖がるからといって、箱入り娘にしてしまうと、その子の持つ色々な可能性を摘み取ってしまうことになります。
今日ロッキーくんは、克服のための第一歩を踏み出しました。
その一歩をたくさん褒めてもらえることが自信となり、明日の一歩へとつながっていくのです。
犬の持つ不安要因を大別すると、「接触刺激」「視覚的刺激」「音響刺激」の3つに分類できます。そして、これらの刺激に生まれつき敏感な子がいて、その不安から「逃げる」「吠える」「噛みつく」など、飼い主を困らせるコントロールできない状態に陥ってしまうのです。↑の刺激に敏感な子ほど、しつけの必要性があると言えるでしょう。
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